午睡と虫養い

観た映画・ドラマの感想。時々漫画と本も。

すばらしき映画音楽たち

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すばらしき映画音楽たち(字幕版)

すばらしき映画音楽たち(字幕版)

  • 発売日: 2017/12/21
  • メディア: Prime Video
 

 

 『TENET』を観て帰宅した後、夕飯作りながら観ました。興奮冷めやらずwかと言って他のフィクションを観られる気分じゃなかったので。

たまたま目に入ったので鑑賞したのですが、とてもとても良かった!

映画音楽、私は大好きで、10代の頃サントラばかり聴いていた時期があるくらいです(そしてテレビや何かでBGMとして知っているサントラ収録のインスト曲がかかると一人でニヤニヤするいう)

という下地もあり、とても興味深く観ました。

 

それにしても、有名大作映画の音楽をいくつも作り出している人でも毎回プレッシャーになるんですね…本人の立場に立ってみれば「それもそうか」と思えるんですが。側から見てる曲が湧いて出てくる泉を持ってるんじゃないか?と思ってしまっていることに気づかされます。

どんなに華やかに見える作品や業界でも、華やかに見せるための過程では地道で泥臭い作業の繰り返しで、その都度のたうちまわって良いものを追求しているんですね…

 

ジョン・ウィリアムズ御大(大好き!)について、割と時間を取ってくれていたのも嬉しかったです。それに、最近の若手作曲家(と言ってもすでに売れっ子なんだけど)も登場していました。

「映画音楽にルールはない。あるとすれば『ルールは存在しない』ということだけだ」みたいなことが劇中で語られていましたが、確かに。クラシック的な音楽から前衛的な音楽まで、映画音楽には様々な音楽が詰まってますよね(『TENET』でも映画を盛り上げ、見るひとの耳に残る音がたくさんありました)

 

私はこうしたドキュメンタリー映画はあまり見ないのですが、今後できるだけ見ていきたいなあと思いました。

映画好き、映画音楽好きにおすすめの一本です!