TENET
上映を楽しみにしていた映画の一つ、『TENET』を観てきました!
以下ネタバレありの感想です。
分かるか分からないかで言ったら、「概ね仕掛けは理解できた、と思う」くらいの感覚で映画館を出ました。でも一言で感想を言うと「面白かった」です!
クリストファー・ノーラン監督作品は『インセプション』『ダンケルク』の2作品のみですが、どちらも面白かったんですよね。私結構ノーラン作品好きかもしれない。どこまで理解できているかは別にして。
事前情報はトレーラーのみにして観に行きました。大正解だったと思います。やはりこういう「トレーラーだけでは話がよく分からん」と言う映画こそ事前情報は極力シャットアウトして臨むべき。その方がやはり思考回路フル回転で鑑賞できて楽しいです。
とはいえ、観賞後はこちらの記事を読みました。
すごく丁寧な解説でした! パンフレットを買わなかったのを後悔しましたが、でも疑問に思っていたことは概ねここに書かれていたのでまあいいかな。
一つ解決していない疑問がありまして、「逆行している中では酸素ボンベを使用するが、目(眼球)や肌は外の世界に触れている。それはいいのか?」というもの。 パンフレットには書いてあるんだろうか…
それにしてもこの解説で書かれていたことで一番驚いたのは、ワーナー・ブラザーズの色! 冒頭違和感があったんだよねーーーー! ただロゴがその映画に合わせてちょっと変わる演出は時々見かけるので、深くは考えなかった。悔しい!
(ミステリは徹頭徹尾傍観者として楽しむのが好きだ、というのは『エノーラ・ホームズの事件簿』で書いた通りですが、『TENET』みたいな作品だと、意味が分からなくても監督の意図に引っ掛かりを感じていたら自分で「よく気づいた」と嬉しくなるんですよね…だから今回ほぼスルーしてしまったのが悔しいのです!)
『TENET テネット』ついに観賞!!
— 上田慎一郎 Shinichiro Ueda (@shin0407) 2020年10月2日
話ややこし過ぎ!テンポ早過ぎ!アクション寄り過ぎ!みんなヘルメット被り過ぎ!音楽重低音効き過ぎ!そして…面白すぎ!緻密なプロットと大味な演出と観た事のない仰天映像。理解させるのではない。理解したいと思わせる。これぞノーラン節。 pic.twitter.com/Hnhwlnwh9i
『カメラを止めるな!』(大好き!)の上田監督のTwitterから。そう!「理解したいと思わせる」これだよねー!