ちょっと!面白いよ『ヴィンチェンツォ』!!!
本国同時配信作品です。毎週土日23時に配信開始。で、本日3月1日時点で4話まで配信されています。
何の気無しに見始めたんですけど、これが!面白い!!役者も豪華!!最高!! 観る前は「え〜そんなに大したことないんでしょ〜」と期待半分程度だったんですが、すごい、予想を大幅に裏切ってくれてありがとう!!
私、主演のソン・ジュンギ氏は初めてだったのですが、今までに観てきたドラマに登場している役者さんたちが多くて楽しいです。
ホン弁護士:ユ・ジェミョン氏。『梨泰院クラス』の長家会長、『秘密の森』の検事、『刑務所のルールブック』の弁護士など。この方は見るたびに印象が違うので毎回びっくりする。
ホン・チャヨン:チョン・ヨビン氏。『メロが体質』のイ・ウンジョン! 『メロが体質』はまだ全部観てないんですが、印象的な役柄を演じてるので覚えてました!
チョ・ミョンヒ弁護士:キム・ヨジン氏。『梨泰院クラス』チョ・イソのお母さん!
EP1冒頭のチンピラ:イ・ヒジュン氏。『青い海の伝説』の兄貴。
プラザの住人(名前忘れた):ヤン・ギョンウォン氏。『愛の不時着』のピョ・チスだよー!
国家情報院の人も見覚えあるんだけど、どこで見たんだっけな…思い出せない…
結構えげつないことをするヴィンチェンツォ。前述の通りまだ4話なんですけど濃いったらないわ。冒頭からえげつない。
でもずっとシリアスかノワールかと言ったらそうじゃなくて、韓国ドラマらしくコメディが入っていたり巻き戻しで「実はこんなやり取りがありました」演出もあって楽しいです。緩急のテンポすごく良くて、1話1時間半あるのに全然退屈しない。
韓国ドラマの刑事物やミステリは今ひとつ私には合わないのですが、*1アクションやこういうノワール系に振り切れてるのは合うのかもな〜なんて思いました。今後はそちらも開拓してみたい。
劇中曲はクラシック音楽のアレンジがよく使われていて、クラシック音楽好きな私にはこれまた嬉しいポイントです。ぱっと聴いたところでは『イタリア交響曲』『誰も寝てはならぬ』『《フィガロの結婚》序曲』『《セビリアの理髪師》序曲』『オンブラ・マイ・フ』『《ジャンニ・スキッキ》私のお父さん』などなど。イタリア歌劇を中心にたくさん使われています。楽しい。
さて、ここからネタバレ入りますので未見の方は回れ右してとにかく観てみてください!面白いよ!!
ネタバレ入り感想行きますよー!
ホン弁護士!!『秘密の森』視聴済みなので、その時とは少なくとも見た目正反対の、熱血正義感人権派弁護士を演じているのがちょっと面白く思ってしまいましたが(ごめんね)、それはともかく良い弁護士さんだ…自分のやり方での「正義」は通用しないとわかってる。でもそれしか自分にはできない。っていうのがね。いいよね。そして「燃やしてしまいたい!」と思わず言っちゃうのも彼の本心で。
ヴィンチェンツォと父と息子みたいに酒を飲んでいるところも良かった。ダラダラ引き延ばさないで「息子だろ」って言うところも良かった。まあね、EP4でああなるとは思わなかったけどね!だから言ったんでしょうね!ていうか退場早くない!?早すぎない!?勿体なさすぎるーーーーー!!!!
チャヨンも良いキャラしてるわ〜。チョ弁護士との言い合いがハラハラするけど「もっとやってやれー!」とも思ってしまう。チョ弁護士手強そうだけどね。がんばれチャヨン。君ならやれる。
もともと清廉潔白な弁護士タイプではない様子でしたが、しかしEP4では思い切ったねー!だからこそこのドラマが面白いんですけど!
ヴィンチェンツォ。お前は不死身か…まあ死なれたら困るけれども。
生い立ちについては察しがつきましたが、あの腕っぷしの強さとかイタリアに行った経緯とか、その辺は今後出てくるのでしょうか。チャヨンとは個人的にはサラッとした関係でいてほしいなー
Twitterでタグを追っていたら「スーツも素敵だけどカジュアル姿も見てみたい」とあって、それな!と思いました。ちょっと隙のあるところも見てみたい(それはヴィンチェンツォではない気もするが)
EP4のラスト、チャヨンもいるとは思わなかったわー
それに、協力者は誰なんだろうと思っていたらそういうことか。納得。
こういうやり方はもちろん法律的にアウトですが、「法が正しく裁いてくれないのなら」と思う気持ちはよくわかる。それにちょっと(いやかなり)痛快。
しっかしジュヌーーーー!!!あんな、部下をアイスホッケーの的にするような奴がジュヌーーーーーーーええええなんでよーーーーーーーー
はー、思い切り叫べてすっきりすっきり。
いつも「全部見終わってから感想書こう」と思ってしまうのですが、そうすると大抵忘れちゃったり書き損ねたりするので、極力見たらすぐ何かしら書こうと思います。書けるときは。