午睡と虫養い

観た映画・ドラマの感想。時々漫画と本も。

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!

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シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!

cyranoniaitai.com

 

2020年11月13日公開。14日に鑑賞。

予告を観て「面白そうだな〜」と思って、ふらりと観てきました。それにしても邦題はもう少しどうにかならんかったのか…

 

前述の通り、ふらりと観てきたのですが、すごく面白かったー!!!観て良かったよーーーー!!!

シラノ・ド・ベルジュラックは「シラノが大鼻」くらいしか覚えていなくて、「ノートルダムの鐘と同じだっけ?」と首を捻ってしまう始末(何という無教養…お恥ずかしい)でしたが、こんなお話だったのね!

 

エドモンが童顔で可愛らしいなあ。観賞後に調べたところ、エドモンの、映画で描かれている部分については、ほぼ史実通りなんですね。面白い。奥さんも詩人だったのね(wikiを読んでいたら奥さんロズモンドとのその後も書かれていて、ちょっとショックでした。なんだよー)

サラ・ベルナールってすごい女優さんだったんですね! これもwiki読んでびっくりしました。

わがまま女優のマリア・レゴーの、開演前のコクランに対して放ったセリフがとても印象的でした。演劇人には胸に迫るものがあるんじゃないかしら。コクランが去った後のセリフも良かったなあw そんなオチかよw

タイムキーパーのおじさんも良い味出してましたね。

オノレのキャラクターも素敵でした。かっこいい〜

 

演出としては、冒頭で1985年がどんな年だったのか紹介しているところが良かったです。それにエドモンが「これからは活動写真の時代なんだな…」と意気消沈する場面も。どんな時代だったのか、空気だったのかがわかりやすい。

 

私、エンドロールを観終えるまでは席を立たない主義なんですが、今日は続けてドクター・デスを見るために席を立ってしまったのです…そうしたらエンドロールに今までのシラノ・ド・ベルジュラック映画の一部が映ってるー!!痛恨の極み。後ろ髪を引かれながら出て行きました。これからご覧になる方はぜひエンドロールまでしっかりご覧ください…ああ観たかった。