午睡と虫養い

観た映画・ドラマの感想。時々漫画と本も。

海が走るエンドロール/グッドナイト、アイラブユー/日に流れて橋に行く

 

 

毎年、「元日に漫画を大人買いして読む」というのをここ数年やっています。えーと、過去それで購入したのは『ドリフターズ』『ゴールデン・カムイ』『ワールドトリガー』『呪術廻戦』ですかね(多分。覚えている限りでは)

今年も何か巻数が嵩んでいて普段手を出せない漫画にしよう…と思っていたのですが、このところストレスに任せて割とホイホイ漫画を買っていたので思いつかず。でもAmazonを彷徨っているうちに「そうだそうだ、なんかこれお勧めによく出てくるんだった」というこちら3作品を購入しました。リンクは1巻のみにしましたが、既刊全巻買いました。どれも当たりでしたね! これは幸先良い。

 

海が走るエンドロール 1 (ボニータ・コミックス)

カラーの表紙の絵柄がちょっと好みではないなあ、と思ったのですが、評判がとても良いのと、私も主人公に近い年代(と言っても2回りはまだ年下世代ですが)になってきたので気になって。

世代を超えた出会い、という点では『メタモルフォーゼの縁側』を想起しました(単に思い出しただけってことです。悪しからず)

うみ子さんの、思わず自虐ネタ言っちゃってそれに自己嫌悪しちゃうところ、わかるなぁ。でも少しずつそれが変わっていくところも見所ですね。まだ1巻だし。

近々2巻が出るようなので楽しみにしてます。

 

グッドナイト、アイラブユー(1) (it COMICS)

 

以前サンプルは読んだことがありましたが、『海が走るエンドロール』の人が書いていてしかも完結していると言うことで思い切って。

大空、かなりキッツイ状況だと思うし、事情があったにせよ兄貴とお父さんひどくね?という気持ちが拭えなかったのですが、最終的にはまあまあ?みんなわだかまりが融けて良かった良かった。

ヨーロッパには2度行ったことがありますが、どちらも人にお任せの楽ちん旅行だったので、自分でチケット取って行ってみたくなりました。そんなに簡単にチケット取れちゃうんだねえ。早く気軽に行き来できるようになってほしいよね…コロナが始まってもうすぐ2年ですよ全くもう。

個人的に語学が本当に苦手で、そのため大空くんも英語も何もできないまま突き進んでいるところが親近感が持てました。まーね、男の子だからできるってのはあると思うんだけど(女性で一人旅行されている方もたくさんいらっしゃいますが、私は基本「怖いな」と思っているので…)

 

日に流れて橋に行く 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

評価が高いだけあるわーーーーー!!!これは面白い!!!買って良かった!!!っていうか早く買うべきだった!!!

日高ショーコ氏の作品は、『花は咲くか』を以前読んだことがあったので、じゃあ面白いかもな〜と思ってはいたのですが本当に面白かった。高濱寛氏の ニュクスの角灯 (1) (SPコミックス) 蝶のみちゆき 扇島歳時記 (1) (SPコミックス) もそうですが、史料に基づいて描かれる作品大好きだ…!

それに登場人物たちが実に生き生きしている。とても良い。虎三郎を「推し」と表現しているのもとても的確。

時子さんと坂巻さんの活躍も、今後ほんと楽しみです。いやすでにいろいろ活躍してるけどね!

この作品、10巻くらいまで行ったらNHKで実写化も可能だと思うんだ…?衣装も建物も、きっとNHKなら大丈夫!ぜひ実写化してほしい。若い頃は二次元作品の実写化アニメ化大反対の過激派でしたけど、ここ15年くらいは原作をリスペクトしつつ、実写ならではの演出なども盛り込んでくれたりして満足のいく実写化作品もたくさんあるので。是非是非。NHKさんこれはチェックしておいた方がいいと思うよ!!

 

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雑ですがこんな感じでも良いので、とにかく今年は読んだ本や漫画、観た映画やドラマはここにメモしていこうと思っています。頑張る。