午睡と虫養い

観た映画・ドラマの感想。時々漫画と本も。

【映画】銀河鉄道の父

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2023年5月6日(土)に劇場鑑賞してきました。映画館、相変わらずのすごい混みっぷりでした…いやはやすごかった。このGWの興行収入、どの映画もかなり良かったんじゃないだろうか。

 

さて、『銀河鉄道の父』ですが、予告編を見て想像していたよりずっと硬派でした。もっと明るく笑えるハートウォーミングな感じを想像していた…宮沢賢治なんだからそんなわけもないよねそりゃ。

一番驚いたのが森七菜ちゃん!!こんなに演技上手いんですね。びっくりした。歌はry  今後注目したい俳優さんが増えました。

 

父と賢治に焦点が当てられているので仕方ないんですが、他の兄弟や家族のことが薄くなっちゃって、そこはちょっと残念だったな。それに、いっそ完全に父親の目線で描いても面白かったのになーなどと思いました。

トシが逝ってしまうシーンは、国語で『永訣の朝』を取り上げるときに一緒に見せてあげたらいいのにね!と思うくらい秀逸でした。

 

宮沢賢治、正直言うと私はちょっと苦手です。『雨ニモマケズ』は小学生の頃暗記させられていまだに8割方覚えていますし、『永訣の朝』も教科書で読みました。『よだかの星』も読んだな。でもその他の作品は冒頭から読み進めなくなってしまうし、『春と修羅』などが賞賛されているのを見ると「ああ、この良さが私にはわからん…」と残念に思ったりもします。でもなんか苦手なんだよ…

作者の人格や性格と作品は、必ずしもリンクしないと分かってはいますが、賢治の、なんだかんだ言っても良いお家のボンボンで、甘さが残っているところが苦手なのかもしれない。と、この映画を見ながら思いました。こう、物の見方が一方的なんだよなあ。

 

 

余談。鑑賞後にWikiを読んで、人造宝石の話はマジだったんかーい!と突っ込んだり、命名はおじいちゃんじゃなかったのか、とか、映画との違いを調べるのも面白かったです。