午睡と虫養い

観た映画・ドラマの感想。時々漫画と本も。

【映画】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3

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2023年5月3日、公開初日の夜に観てきました!!マリオに押されてか朝夜1回ずつしか上映してくれてなくて、しかもレイトショー並みに遅い時間だったので少々躊躇したのですが行ってきました。行って良かったーーーーー面白かったーーーーー!!!!

 

正直ちょっとこれまでの展開を忘れてしまっていたりもしたんですが(マーベル作品あるある…)そこはうまいこと台詞に織り交ぜたりしてくれたので特に問題なし。

 

公開初日なので続きはポチッとしてお読みください。※ネタバレあり

 

 

 

予告編が結構不穏というか、「なんかこれ辛い展開なんじゃないの…奴らはノリで銀河を救うんじゃないの…」と不安に思っていました。150分もあるし、私最後までちゃんと観られるかなと。

結果からいうと杞憂でした!いや辛いシーンはあるんだけどね。その辛さと、乗り越え方と、いろいろ含めてやっぱりガーディアンズだなって!!

 

冒頭でロケットがやられてしまってハラハラしたよ。きっと助かるんだろうとは思っても、え、助けられて終わりになっちゃうのロケット?、と思ってしまったし。

あんなにいろいろぶっ壊れて船は大丈夫なんだろうか。技術者がたくさんいるからきっと大丈夫なんだろうな。

 

グルートとピーターの銃撃戦シーンは胸熱でした。ああいうの大好き。カッケェ!!グルートも大きくなったねえ。第1作なんて本当に小さかったのに。

 

ロケットの過去ですが、動物実験している人たちは観てると辛いかな…と変な心配をしてしまいました。私のこの記事が目に触れることは天文学的な確率で低いとは思いますが、もしちょっと辛くなってしまった人がいたら。動物での実験はどうしても必要なことに限られているだろうし、供養もしてくださってると思うので。あんまり辛い気持ちになりませんように。

 

それにしても「サノスよりひどい」って本当にひどいな…いやほんと…

 

外見がユニークなキャラクターがたくさん出てきたのも印象に残りました。自分だって触覚生えてるマンティスだって、ギョッとするような見た目の種族もいたじゃないですか。でも、割とみんなすぐ慣れる。それはこの作品世界だからこそなのかもしれませんが、現実でもいろんな見た目の人がたくさん闊歩していれば結構すぐ慣れるんだろうな。って思ったんですよね。大概そうした外見の人は現実世界ではマイノリティだから、そううまくは行きませんが…だけど、なんとなく希望が持てました。うちの子みたいに外見普通で中身と挙動が、っていうパターンもあるけれども。

ガーディアンズの仲間たちも、最初は全然感覚も捉え方も違っていて衝突も絶えなかったのに、時間を重ねるうちに(言い合いはあっても笑)「仲間!」という感じが出てきましたもんね。相互理解大事。

 

私は宇宙の知識に乏しいですが、減圧室とか背中から気体を出して推進力を得るとか、ピーターが空間で凍っていくとか、そういう描写も楽しかったです。宇宙ー!!って感じがして。SFとはいえ現実に解明されていることをちゃんと取り込んでくれるの好き。神は細部に宿る。*1*2

 

最後に新生ガーディアンズの活躍が見られます。これまたとても素敵な仲間たちが揃っていて胸熱…

 

クリス・プラット、こんな記事があったので、

https://www.crank-in.net/news/126720/1

「え、ジュラシック・ワールドも終わっちゃたし、マッチョなクリプラは見納めか…?」と思ったのですが、最後!!スター・ロード帰ってくるってね!!!やったー!!!

(クリプラ本人については「うーん」と引っかかるところがないでもないですが、俳優としては好きなんだよね…)

 

 

ほんと見応えのある傑作でした!!!みんな劇場で観よう!!!

 

 

 

*1:『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の映画公開をとても楽しみにしています。『オデッセイ』もとても良かったから。

*2:韓国映画『スペース・スウィーパーズ』も、「異なる言語で話すのをどうするか」についてうまい工夫をしていて良かった。