午睡と虫養い

観た映画・ドラマの感想。時々漫画と本も。

ドント・ルック・アップ

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ドント・ルック・アップ

※画像はNetflixスクリーンショット

www.netflix.com

 

2022年、新年初鑑賞映画…正確にいうと、大晦日から元日に分けて観ました(本当は映画は一気見したいんですけど仕方ないね)

 

この作品、配信後に感想がTwitterに流れてきたので興味を持って観たのですが、最初シリアスなのかコメディなのかどう捉えていいのか困ってしまった。作品紹介に「ブラックコメディ」とあったので、それから安心して?鑑賞しました。確かにブラックコメディ〜でも笑えないところは笑えないのが辛い…

 

まず出演者が豪華ですね。レオナルド・ディカプリオは昔実妹が大ファンだったこともあってなんとなく追いかけています(全作品観ているわけじゃないけど) 今回はちょっと精神的に弱いところもあるキャラクターでしたね。かっこいいのにダメな感じも演じられるレオ様さすがです。

ジェニファー・ローレンス、私は今回初めて彼女の演技をちゃんと観たかも。『レッド・スパロー』観なくちゃなあ。呪術廻戦の虎杖君にこの作品観せてあげたくなりました(今は死滅回游参戦でそれどころじゃないか)

大統領役にはメリル・ストリープ。大御所すぎるやろ。よく出演OKしましたね!(役柄的に)

ちょっと自由すぎるニュースキャスターはケイト・ブランシェット。この人もよく出演OKしたなあ…レオ様とは『アビエイター』で共演済みなんですね(『アビエイター』良かったよ!)

そして結構良い役柄だったけど出番は少なすぎる男の子役にティモシー・シャラメ

 

「データが確実なことを示しているのに、そして回避できる策もあるのに権力者は自分の選挙結果が最優先で、結果何もしない」っていうのが笑いどころなんだけど、現実を考えると有り得そうで笑うに笑えないっていうね!!これが一番ブラックだよなあ…

ブラックコメディ的に面白かったのはやはりラスト。そうきたか。博士の浮気に対する奥さんの返しも個人的にはニヤッとしました。自分だけがやっていると思うなよ。

 

クソな展開になるところで入るノリの良い挿入曲があるんですが、これが良かったな。ブラックコメディに拍車をかけていて。

 

年越し〜新年に見るのに相応しい映画だったかはわかりませんが、でも面白かったし色々と考えを巡らせてくれる良い作品でした。お勧め。