保健教師アン・ウニョン
2020年10月下旬に全話視聴完了しました。
予告編等から「割とポップな感じかな」と思っていたのですが全然そんなことなかった。結構重かった…
『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・ジヨン役のチョン・ユミ氏が主人公アン・ウニョンを演じています。ジヨン氏が元気?に動いている…良かった…(違)
※ここからネタバレを含みます。
人ではないものが視える系の異能力者は、大体の作品でしんどそうですよね(パッと思いつくのは『百鬼夜行抄』『夏目友人帳』)
アン・ウニョンもなかなかしんどそうな毎日を送っています。でも世界各地のお守りを集めて身を守っていたり、あるいは戦ったりしている。えらい。自分でなんとかするしかないことを自分でなんとかしようと頑張っている。えらい。
ホン先生を見捨てた時は流石に突っ込んじゃったけどね!
「保健室常連のあの女の子が放ったひどい台詞」は本当に酷かった…このご時世に普通じゃない精神状態であるとはいえ、あの台詞を言わせるのは逆に勇気が要るだろうに、よく書いたなあ。あの場面は「自分の意思に反して操られている」というより「自分の奥底の感情が増幅されて表に出ている」と私は感じたので、余計にゾッとしたというか。
全体的に面白かったんですが、これは原作読んでから観た方がいいのかもしれない。「安全な幸福」とか「家族」とか、ちょっと説明が足りなくて「どういうこと???」と思ってしまいました(でもわざとらしく説明されるのも興醒めだし、ここは難しいところですね)
近いうちに原作も読んでみようと思います。